株式会社チュートリアル 代表取締役 福田 志郎様
課題
- ウェブサイトのコンテンツが散乱していて、どのようにコンテンツを改善すれば良いかわからない
- ウェブサイトに訪れるユーザがどのような人たちなのか把握できていない
効果
- ページごとの貢献度がわかり改善すべきコンテンツが明確になった
- ユーザ理解につながり自分たちでペルソナをイメージできるようになった
- CACICA導入前の2019年9月から導入後の2020年5月を比較してCVRが2,17倍向上
東京都千代田区神田にあるweworkに本社を構え、クラウド型RPA「Robotic Crowd」の開発から販売までを行う株式会社チュートリアル様。
今回は代表取締役の福田様に、ユーザ行動解析AI「CACICA」を導入してマーケティングの課題をどのように解決したのかを伺いました。
クラウド型RPAの「Robotic Crowd」
事業内容を教えてください
クラウド型RPAの「Robotic Crowd」というプロダクトの開発と販売をしています。
「Robotic Crowd」は業務を自動化するソリューションのパッケージで自社で全て開発し導入から立ち上げまでお手伝いしています。
広告代理店やWeb制作会社、人材紹介会社など業種は様々ですが、主にIT系ベンチャー企業様にご利用いただいております。
CACICAを導入するまでの背景を教えてください
ウェブサイトをリニューアルしたく、現状を把握する必要があったのですがコンテンツが散乱していてどのように改善するべきかわかりませんでした。コーポレートページとプロダクトページにドメインが分かれていたためGoogle Analyticsで分析が難しいことと、過去に書いたRPAに関するブログ記事にどのような人が来ているのかわからないことが課題としてあったためそれを解決してくれるソリューションを探していました。その際にFacebookの投稿でCACICAの存在を知りました。
CACICAを利用することになった決め手を教えてください
分析ツールの導入ではなく、分析ツールを活用してどうしたら良いか改善ポイントまでアドバイスをもらえることが良いなと思いました。
ツールで集計することだけでも大変だと思いますが、その後の改善施策案を考えるところこそ大変だと思っていたのでそこも含めまるっと請け負っていただけるのが決め手でした。
実際に利用してみていかがでしたか?
施策案をいただいたので、すぐに改善に着手できました。
例えば、CACICAのレポーティングサービスの中の施策案の1つで「ブログ記事の途中にすぐにDLできるCTAを設置する」といったような施策は実際にすぐにワードプレスで対応できました。今までウェブサイトの改善は、思いついたときにやっていまして、私やマーケティング担当が根拠のない状態で変えた方が良さそうな所があれば声をあげて対応していくという流れでしたが、CACICAを導入してからターゲットのペルソナ像が明確になり、それをイメージしながらサイトの改善を行おうという習慣が付いたので非常に良かったです。
また我々の場合、ユーザ行動のクラスタが5パターンできペルソナが5種類できたのですが、そのお客様の種類を意識するようになりました。
実際ウェブサイトのリニューアルでは、ウェブサイトを回遊して製品の情報を集めたい人向けのコンテンツとすぐにでも製品を選んで課題を解決したいと思っている人向けのコンテンツといったように目的が整理され、より商談に近い人に対してのコンテンツを拡充するようになりました。
さらにお客様のニーズに合わせた形でCVポイントを増やしてウェブサイトのユーザ満足度を上げるようにしました。
その結果、CACICA導入前の2019年9月から導入後の2020年5月を比較してCVRが2,17倍に向上しました。
次の施策は「お客様の業種別にLPを分ける」ところに着手しようと思っています。